息もできない

いつだったか、終業間際まで“上司にバレない寝床"にいた時のこと。

ぼちぼち帰ろうとしたら、棚の向こうで話し声。

超有名フィルムメーカーさんが機器を買いたいとかで、説明を受けてる。

何度か味わったピンチだけど、いつもと大きく違うのは終業2分前ということ。

帰れねぇじゃん、俺。

終業のチャイム以降、1秒たりとも会社にいたくない。

そうこうしてると、フラッシュの嵐。

さすが、『そうでない方はそれなりに』のメーカー。

デジカメで撮影してますわ。

俺が写ってたらどうしよう。(より美しく)

シルゾーに『説明されてて帰れない』ってメール送信。

そしたら、『俺は帰ります(^O^)』って。

これさぁ、『俺は今、とってもピンチだから状況を確認してくれ』って意味なわけよ。

説明させんなや。

(^O^)まで付けやがって。

一瞬の隙をついて生還したあと、シルゾーとばったり。

説明したら大爆笑。

やくたたず。

そんな寝床ともサヨナラしなきゃいけない状況になってしまったのが残念でならない。