まず、名前にインパクトがあって。
見た目にもインパクトがあって。
伝説の“ギブUPまで待てない"が始まった頃は番組の核だったよねぇ。
辰っつぁんに勝って、日明兄さんにも勝って、“誰にも止められない"が定着した頃に猪木に仕留められたんだっけ?
“北尾のデビュー戦の相手を務めた"がピックアップされてるけど、あんなのに付き合わされちゃって気の毒だったなぁ。
ベイダーと組んでスタイナー兄弟と対決した時はド迫力で見応えがあった。
あの時も“負け役"だったっけ?
都合のいい扱いを受けてた感じがするけど、重要なポジションだったよねぇ。
彼もまた“プロ"だった。
俺の住んでる社会は、全体のバランスを見れる能力を持った人間は圧倒的に少なくて、みんながみんな自分優先だからね。
学ぶところ、あるわ。
クラッシャー・バンバン・ビガロが死んだって。