お台場で描いてもらおうと思ったけど、結局、上野でギリギリの人に描いてもらった、いつかの似顔絵。
それは披露宴会場の入口に飾るウェルカムボードのための作戦だったわけで。
これがさぁ、仕上がり具合を見たら似てなくて。
絵描きさんは下から見上げるように描いてたのよ。
なので、普通に見る角度とは違うらしく、絵を下から覗き込むように見ると似てる。
ダメじゃん。
というわけで、それをパソコンに取り込み、細々と修正を加えた。
妻の目を細くし、垂れさせたら、これがそっくり。
凄ぇ、俺。
っていうか、悪い方に整形したら似ちゃった妻が凄ぇ。
しかし、これ、高須なら¥300万ぐらい取られそうな大手術。
ずいぶんな労力を要するので、『俺の方も似てないけど、まぁ、結婚式の主役は女だからいいや』と、妻の面目だけは保ち、俺の修正はあきらめた。
そしたら、どうだ。
修正を加えた絵を見て、妻は『さすが、オタク!』と。
キミは何もしていないじゃないか。
額入れも装花も、全部俺じゃないか。