あずさ2号

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めずらしく軽い荷物でした。

めずらしく時間に余裕がありました。

 

そして、妻が家を出た。

もう決めたんだそうだ。

 

さよなら列車が出るまでの間、最後の食事をしよう。

 

喉を通らないということもなく、普通に美味しくいただきました。

(カツカレー)

 

列車のドアが閉まり、キミは笑顔で手を振る。

太陽が逆光だったのと、列車の窓の性質上とで、よく見えず、そのアピールが無駄っぽかったのは黙っておこう。

 

そして、列車が見えなくなった。

 

ありがとう。

さようなら。