『そんな規則はないけど』という前提のもと、ギリギリ出勤の奴は指摘を受け、さらに上司がそいつらを指導した旨の報告書が廊下に掲示されてた。
そこに『急な家庭の事情があり、特に問題ではない』とある。
こいつら、常習じゃん。
たまたま、ギリギリだっただけで、始業時刻を過ぎてることもザラ。
それで、何人が迷惑を被ってきたと思ってんの?
“その日だけ"みたいにしやがってさ。
人生のうちに何度、“急"だの、“特別"だのがあるんだよ。
前準備段階の時間を加味して動くのは、社会通念上、至って普通だ。
それが出来ない奴に限って、やたらと主張したがるけど、そもそも権利がないんだよ。
その権利を剥奪されたくないし、そんなことで下手に出たくないけどなぁ。
普通に。
結局、図々しさ。
まぁ、程度に差はあれど、だいたい似たようなものだけどな、ここ。