我が子をケータイの待ち受け画面にした。
アイータもそうしたようだ。
両親の愛情に包まれて、この子は幸せだ、きっと。
しかし、待て。
俺はアイータと付き合いはじめの頃、確かにウカレてた部分もあるでしょう。
待ち受けをアイータとの2ショットにしてた。
うざいですか?
痛いですか?
それが何故、最近は既成の待ち受けだったのかというと、アイータがそうだったからだ。
『じゃあ、私もそうしよっ』などと言うことはとうとうなく、俺だけがウカレてる感じになってるのは腑に落ちないじゃないか。
それがどうだい?
我が子が生まれるなり、待ち受け変更。
まぁ、いい。
生まれたのが男の子だったということで、とりあえず、“スイーツ脳でつるみやがる母娘"は回避出来たのだから。
俺はシルゾーにはならない。