無事是名馬

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だいぶ、アイータの容体も落ち着いてきたので小ネタを少々。

 

命の危険が迫ってるというのに普通に美味しく病院食をいただいていたアイータは、その日も昼食を楽しみにしていたようだが、緊急搬送~手術まで、まさに“緊急"で、予想していない展開が次から次へと。

 

救急車の中で『おなか減った…』。

 

もしかしたら、これで死んでしまうかもしれない。

最期の言葉が『おなか減った…』では、あんまりだ。

俺は『おまえの母ちゃんは「おなか減った…」と言いながら死んでいったんだぞ』と我が子に話さなければならない。

 

同じく救急車の中、俺は永遠の別れになってしまうかもしれないアイータの手を握り、涙をこらえていたのだが、『熱い』と手を離さた。

俺は『おまえの母ちゃんは握られてる手を離してタオルで拭いたんだぞ』と我が子に話さなければならない。

 

まぁ、無事だったから言える話だ。