¥250の罠

f:id:meihowa:20200520211501j:plain

名古屋からの新幹線を降り、東京からはいくつかの選択肢があったが、バスで帰ることに決めた。

しかし、バス停を降りてからの都合を考え、いつもとは違う路線を使う。

この路線は家の近くにバス停があるのだが、高速道路を降りてから一般道をずいぶんと走るため、所要時間が長いので、いつもは敬遠してる。

そして、バス停が多いため、料金も一定ではない。

 

不慣れな路線を選択したおかげで、間違えて料金が足りない切符を買ってしまったが、運ちゃんは『いいですよ』と。

『いいんすか?』と確認すると、ふたたび『いいですよ』と。

 

『適当だなぁ』ぐらいに思いながらバスに揺られ、到着。

切符を差し出すと『¥250足りない』と言われた。

 

『「いい」って言ったじゃんよ』

『「着いてからでいい」ってことだよ』

 

『いい』と『着いてからでいい』は大違いだろうがよ、コノヤロウ。

呆れたみたいに半笑いで言いやがって。

 

おかげで、俺がケチってることが原因で、ほかの降りる人を足止めさせてる空気に。