餃子 vs 焼売

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よく行くスーパーに宇都宮餃子の出店。

店内に漂う餃子の匂いに『美味しそうな匂いがするね』とアイータ。

 

確かにそうだが、順番的に後回しだろ。

 

ほかの品定めをしていると、アイータがいない。

アイータって、いつも買い物中にいなくなる。

 

しばらくして現れて、『美味しかったよ』って。

 

自分だけ試食してやがる。

しかも、買ってる。

 

もう、俺の試食チャンスは永遠に訪れない感じ。

 

すると、販売員の方から声をかけてきた。

『奥さん、餃子を買ってくれたんで、こっちをどうぞ』と焼売を差し出される。

 

お、いい方に転んだ。

 

販売員、『肉、好き?』って。

『おぅ、大好きじゃ』

『見るからに“肉”って感じですよね』

 

見るからに“肉”って、何?

なぁ、見るからに“肉”って、何?