昨日のつづき。
しょうがないので、“消火断念”と“避難指示のアナウンス”の間に“部長のPHSに連絡する”を入れる。
ところが、待ちきれない部長は俺の計画とは違うタイミングで電話をしてくる。
マナーモードになってた僕ちゃんは気付かずに、結果的にその着信を無視。
再度連絡し、『初期消火を断念しました』と伝える俺に、『初期消火要員を待機させてるけど、必要ない?』と。
『はい、避難します』
『ホントに必要ない?』
『はい』
『ホントに?』
竜ちゃんの『押すなよ、絶対に押すなよ』みたいなやりとり。
『そこには何人いるの?』と突然聞かれ、『そんなの知るか』と思いつつ、とっさに『5人です』と答える。
そして、どういうわけだか『そのまま待機しろ』と言われた俺、そのあと、消防署員役(突然任命)やら怪我人役(突然任命)やらとやりとり。
全部が全部、突然のアドリブでワケわかんね。