『ちょっと寝てやれ』と思って、いちばん奥の部屋にスタンバイ。
そしたら、ひとつ手前のエリアで明かりがついて、人の影。
仕事好きなんだか、手当て好きなんだかの奴がいるんだよな。
(多分、ウッチー)
会社で寝ててピンチになったの、3度目くらいです、僕。
PHSをマナーモードに切り替えて、息をひそめましたよ。
っつうか、今回は寝ようとしたら来やがったから、1分も横になってない。
いちばん奥の部屋だから、そこを通らないと出られないわけ。
なのに、ちんたら×2とやりやがってさ。
ふと、まわりを見渡せば、“開放厳禁”の非常扉。
開けてみたら、駐車場。
もう、ここから出ます。
というわけで、裸足で駐車場を走り、ぐるりとまわって生還。
非常扉の内鍵を閉めるため、さっきの場所へ行ってみたら誰もいない。
いつも照明を消し忘れるウッチーのせいで、こっちは無駄にイリュージョン。