昨日、部長に呼ばれた。
俺、昇級したそうだ。
ここの昇級は試験があるわけではないが、自動的でもない。
次の職階に上がるための待機枠というか、いずれにしても、“次がありますよ”的な昇級。
人生が順調だ、俺。
シルゾーも昇級したらしいが、たいがいは“そこ”に行くまでに次の職階にランクアップしちゃうため、そんな段階は知らない。
何か、重ね重ね悪いね、俺だけ。
俺の順調さはアイータが自分自身が“あげまん”だとおっしゃってます。
それに対し、近くで俺を見てきたシルゾーはただただ苦笑いしながら、『…違うよね』とおっしゃってます。
まぁ、まぁ。
ヤル気はゼロなのに、こなせちゃう俺が凄いということで。