新幹線に乗り、アイータの友達がはるばるやってくる。
なので、高速バスに乗ってやってくる彼女を出迎え。
シルゾーにこのことを話したら『可愛いの?』って。
そこが走りなんですか?
ほかの連中はここら辺の観光スポットから入ってきましたよ?
いずれにしても親族以外での来訪者は初めてであり、アイータも遠くに嫁に来て気心の知れた人間がいないわけだから嬉しいでしょう。
アイータの友達の前ではたいがい無口な僕もちょっぴりワクワク。
到着したバスから若い女の子が降りてきた。
・・・・・。
でっかいサングラスで、エリカ様気取りのクソ生意気そうな女だとです…。
僕、この娘だったら無理。
『何が?』って聞かれても、何かが無理。
結局、人違いで、“ホンモノ"は可愛らしい娘でした。
というわけで、夜はトンカツ屋へ。
『この夫婦と付き合ってたら確実に太るよ』という初日。