アイータと小梅が里帰りしてから、浴槽に湯を張るのも面倒くさく。
夜中に仕事から帰って、そのまま寝て、起きてからシャワーのみで済ます生活。
今日の昼もシャワーを浴びてたんだよ。
玄関を入るとすぐ風呂場という変な構造のアパートなのに、玄関のドアを開けっ放しで。
そしたら、『こんにちは~』って声が聞こえて。
空気的に“シャワーを浴びてる”なのに、あきらめずに何度も。
風呂場のドアを開けると、申し訳なさそうにするでもなく、恥ずかしがるでもないヤ○ルトレディ。
妻がいないのでわからない旨を伝えると、普通に帰っていった。
母ちゃん、ごめん。
君と生活するアパートで、君が留守の間に、君とは別の女の人の前で僕は僕のヤク○トを…。
っていうか、アイータは時々『今日の○クルトは可愛かったよ』と報告してくるが、俺は可愛い人に当たったことがない。
今日なんて、どう贔屓目に見ても坂上二郎だ。