6度目の冬

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というわけで、起きたらアイータ家。

夜中に着いたので、ジイちゃん&バアちゃんは朝になってはじめて小梅と再会。

嬉しそうだ。

 

名古屋バアちゃんは俺が行くと、ガッツリ目の朝食を用意してくれる。

そして、『忘れてた』と言いながら、さらにコロッケが登場。

『太ってる人は好きかと思ってねぇ』と余計な一言を添えるあたりはあっちの親もこっちの親も一緒。

 

さて、せっかくの名古屋は快晴なので紅葉を見に行く。

 

愛想のいい小梅は老夫婦に声をかけられる。

何でも、子供に恵まれなかったためにヨソの子供でも可愛いんだそうだ。

 

っていうか、このバアちゃん、喋り方が名古屋バアちゃんと同じ。

名古屋人同志なのでそりゃそうだが、どこか気取ってる。

 

夕方、名古屋駅まで移動し、毎年恒例のイルミネーション。

小梅はキラキラよりもエスカレーターに興味津々。

 

俺らの村にはそんなの無ェ。