まだコミュニケーション研修の話。
『わかりません』を使わない会話をしてみましょうということで、代表として選ばれたのが、お見合い王。
講師がお見合い王にいくつか質問をする。
『日本一高い山は?』
『富士山です』
『では、二番目に高い山は?』
しばし沈黙のあと、『思い出せません』。
講師は『お、“わかりません”を使いませんでしたね~』と、お誉めの言葉。
しかし、みんなは特に何の不自然さも感じていない。
何故なら、いつも通りだからだ。
ハッキリしない、とりあえず答えは言わない我が国でいちばん偉い人のようなスタンスの彼に、そんな子供騙しの実験が成立するか。
むしろ、してやったり顔をしてるわ。
流しのプロをナメんなよ。