今日の晩飯は、いなり寿司。
作るのは僕ちゃん。
いなり寿司って、自分で作ってみると、その味付け過程が恐ろしい。
売ってるヤツはどれだけ濃いんだ?
って話。
結果として、“それなりに”上手く出来たわけ。
で、アイータは『父ちゃんは何でも出来るね』と。
うん、たいがいのことは出来ちゃうね、俺クラスになると。
『汁男にはいつも「何なら出来るんだ?」って言うけどな』
そしたら、アイータ、『汁男さんは人差し指と親指を合わせてクルクルやるのが上手なんだよね?』と。
あー、そうだった。
俺も忘れていたシルゾー版“のび太のあやとり”をアイータが覚えてた。
思えば、アイータにとってシルゾーは“俺の日記に登場する実在だか架空だかわからない人物”だったはずなのに、俺と結婚したことでリアルにその存在を知ることになったんだなぁ。
深いね。