実家の部屋の窓から外を見ると、屋根瓦の上に大きめの二枚貝の殻。
何だ、これ?
『ウチが太古の昔、海の底だったか、カラスが運びやがったかのどっちかだ』という俺に対し、『カラスでしょ』と、身も蓋もないアイータの返答。
えぇ、だって、貝の見た目が甥っ子が拾ってきて庭に置いてあったモノと一致しますから。
悠久の神秘説はないです、はい。
で、それを取り除けという親の司令。
屋根の雪降ろし中に足を滑らせて落下しちゃうジイちゃんは、何度も経験してるうちに自分の老化を自覚出来なくなってたという要因があると思うんですよ。
どうです?
たとえば、こういうのを部長が指示したのであれば、『テメェがやれや』とムカつく気もするんですよ。
とか何とか書いたけど、そんなに大層な話じゃないです。
サクッと取って終わりです。
いいだろ、別に。