親戚のおっちゃんがカブトムシを捕まえたとかで、小梅にプレゼンチュ。
あー、小さい頃は触れてた虫も、大人になるとダメですね。
子供って、どうしてこんなものに執着するんでしょう?
しかし、小梅はそのカブトムシを見て後退りしながらおののいてます。
ほら、本能的にはイヤなんじゃないの?
追々、いろんな知恵がついてるだけで。
というわけで、おっちゃんはアイータに『はいっ』って。
アイータ、両手で受け取ってしまいました。
気持ち悪いとはいえ、カブトムシ(♂)はツノだけを掴めばいけるじゃん。
手の平なんかに乗せたら、ブチブチブチだよ。
とりあえず、おっちゃんがいる間は植木鉢に入れて濁したけど、帰るなり逃がしましたよ。
もちろん、ツノを持って。
俺は“カブトムシの恩返し”を期待してるけど、アイータは『せいぜい斎籐さん』だと。
…吉田戦車か。