自分の身内以外は全員他人だ。
他人がどこでどのように野垂れ死のうが、知ったこっちゃない。
知ったこっちゃないのだから、俺のエリアには入ってくるな。
もともと誰も信用していないし、信用してもらおうなどと少しも思っていない。
互いに本音など必要ないだろ?
ここでの出来事はすべて期間限定のパフォーマンス合戦だ。
たかだかパフォーマンスに命なんか掛けない。
命を掛けてこられたとしても、いちいち拾わない。
はじめから知ったこっちゃないのだから、終わりがきたって知ったこっちゃない。
そのすべてをお見通しらしき千里眼も、自分だけが聞こえてるらしき非常ベルも知ったこっちゃないし、認めない。
勝手に抱えて、勝手にはじけて、勝手に死んだとしても、だ。
とにかく、知ったこっちゃないんだよ。
さぁ、自己防衛策を考えようぜ。