小梅、呼称がバラバラ気味で。
たとえば、俺のことを普通に『おとうさん』と呼ぶ時もあれば、『おじいちゃん』『ばあちゃん』と呼んでみたり。
だけど、ごっちゃになってる感じじゃないんだよな。
わざとに言ってるような空気が伝わってくるというか。
どこかに挟まって抜け出せなくなった時は必死に『おとーさーん!』って助けを求めるし。
風呂で脚を洗ってる時に、いつもなら『あんよ、だいじよ~』って言うのに、俺が『あんよ、だいじよ~』って言ったら『あんよ、ざんね~ん』。
そろそろ風呂から出るぞって時に象さんジョウロに『バイバイしよ』って言うと『ぞうさん、こんにちは』。
対義語も言えるようになってきたよ。
成長だね。
シルゾーに『あんよ、だいじよ~』って言ったとしても、せいぜい『あ、だいじっすよね』ぐらいだぜ?