流血の魔術師

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グループカウンセリングの件だが、多数は『面倒くさい』と露骨に嫌悪感を出しているが、別に怒るところなんかないじゃん。

自力で面白くなる方向に持っていけや

人生のテーマは“面白いかどうか”だって言ってっぺ。

 

このカウンセリング、隣の人と数分間話をして、そこで得た情報をもとに、その隣の人の紹介をしてくださいというコーナーがあるんだよ。

で、先週はシルゾーのグループだったわけ。

 

というわけで、シナリオを描いてみたよね。

 

→シルゾーと同じグループになっている奴に、シルゾーの隣に座ってもらう

→とりあえず、適当なやりとりをする

→紹介の時にはそのやりとりで得たものとはまったく別の情報で紹介する

→シルゾー、ハメられたことに気付く

 

いやぁ、これが成功したらしくてね。

聞かれてもいない生年月日や高校時代のアルバイト、そこで知り合った人に告ったこと等を散りばめた紹介をされたものだから、やはり『なんだえ~』と。

 

うん、プロレスってのはこうやって創っていくんだな。

そして、人生はプロレスだと、あれほど。