明け方までにはケリがつく

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この二日間、小梅は朝起きるなり『じいちゃん!』と言って、義父を探しに行く。

 

ジイちゃんが大好きな小梅は目を覚ました瞬間に見える光景で『ここは名古屋』というのを理解してるらしい。

 

ちなみにアイータのこの二日間はといえば、明け方に嗚咽りながら寝苦しんでたが、『うっ、うっ、おか…』とか言ってたので、母親絡みのドタバタコメディだろう。

いずれにしても、小梅が泣いてるのかと思って起きたが、違ったので放っておく。

 

そんなこんなで、短い滞在だったが、名古屋を後にする。

小梅はどこでそんな言葉を覚えたんだか、ジイちゃんとバアちゃんに『またくるよ~!』『げんきでね~!』と手を振る。

チョー可愛い。

 

滞在中は雪に見舞われて不自由さを感じたけど、今日は快晴だわ。

行きも帰りも富士山ドーンでしたね。

 

んぁ?

アイータの嗚咽?

 

小梅に押し出されて布団からはみ出しチャンピオンだったのが遠因みたいだけど、知らん。