彼女のおとうさん

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誕生日だの何だので、娘の彼氏も交えてメシを食いに行くらしいよ、シルゾー。

 

『話すことなんかあっかよ…』と言ってるが、娘の彼氏じゃなくても話すことがなくて『何か喋れや』とか言われるくせに。

 

この『話すことがない』は、反動でオープン家族を気取っちゃう危険を孕んでるよね。

『ちゃんとゴム付けろよ』とか言いそうじゃん、シルゾー。

自分の時の反省も手伝って。

 

なんて話をしてたら、『ダメなのか…』って言ってたから、やはり、やっちゃうつもりだったんですね。

その後の展開まで考えないくせにというか、『アハハ』と笑うだけの予定のくせに。

 

っていうか、彼氏から見たシルゾーはあたりまえだけど、“彼女のおとうさん”ってことになるわけで、それは一般的に“おっかない”とか“頑固者”とかで形容される立場なんですね。

 

どういうことですか?