思い出はいつの日も雨

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水道が復旧したので、昨夜からアパートに戻った。

1ヶ月近く離れていたわけだけど、小梅はここが自分の家と認識しているようで、実に嬉しそうだ。

 

今回の地震はいろんなことが見えたよね。

もともと汚ねぇヤロウはやっぱりというか、さらに深く汚かったわけだし、どうでもいいものもずいぶん生まれた。

どうでもいいものリストを作ったら、ほとんどがどうでもいいものだったという結論っぽいけどね。

 

どうでもいいならいいで、縁もゆかりもない富山とか島根とかで暮らそうぜと言ったら、『縁もゆかりもないからイヤ』とアイータは言ってましたけどね。

 

まぁ、どうでもいいですよ、全部。

津波にさらわれてリセットされたんだよ、全部。

 

よくわからないけど、遠い将来、雄を必要としない時代が来るんだろうから、その時は雌たちだけでうまくやれるものならやってみりゃええが。