明日は小梅の幼稚園の運動会で。
どうして一年のうちでいちばん不快なこの時期に開催するのかは知らないが、今は世の中がそうらしい。
っていうか、小梅が主役のイベントはいつも不安だ。
“おとなしくしている”が出来たことがないのに、運動会なんてそんなことの集合体じゃん。
それでも、どうやら幼稚園で練習しているらしき踊りや唄をウカレながら披露しているから、ちょっとは成長してるのかしらね。
それはそうと、父ちゃんは親子競技と障害物競争があるらしい。
子供の頃から“運動会”という響きに一度もワクワクしたことがないのに、40歳になって、また。
『お父さんと一緒に走るんだってよ』
『おとーさん、ころぶね』
『お父さん、転ばないよ』
『おとーさん、「いたっ」ってなるね』
何度聞いても、お父さんは転ぶと言い張る小梅。
ダチョウ倶楽部方式らしい。