夏の終わり

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家から車で数分のところで開催される花火大会。

これから夜勤だというのに、やっぱり見に行く。

ここら辺は盆を過ぎたあたりから北風が吹きはじめ、夜はすっかり涼しい。

この花火を見たら、いよいよ夏が終わる感じ。

 

はじまるまでに小梅の手を引き、夜店めぐり。

小梅は『かきごおりがいい!』と言うので買ってやる→数口食べる→足で蹴飛ばしてしまい、容器が倒れる→かき氷終了。

ほどなく花火がはじまったが、小梅はかき氷が台無しになったことと、ついさっき夜店の華やかさを見てしまったことで『はなび、おわり!』『あるきたいよー!』と、うるさい。

だけど、シート内から出ることもなく、そこでおとなしくしていたので、少しお兄ちゃんになったようだ。

 

帰りには小梅がやりたがったスーパーボールすくいと、サッカーとパチンコを融合させたようなゲームをやらせてあげる。

そのゲームで獲得したビニール製の剣は気に入ったようだ。

 

こんな風に夜店で小梅と一緒に楽しむ空間がしあわせだよ、父ちゃんは。

 

しかし、小梅は見たこともないのにサッカーに興味を示すなぁ。

父ちゃん、サッカーの面白さが少しもわからないのに、困っちゃう。