父子風呂

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父ちゃん、休み。

父ちゃんが休みの日にやりたいことを考えると、小梅と銭湯。

 

ほら、この幼き日の記憶はやがて詩になり、満員の東京ドームで感動を呼ぶかもしれないから。

 

というわけで、家でゴロゴロしたいアイータを残し、小梅と二人で銭湯へ。

小梅は相変わらず『ちょっとおふろやさんにいってみると、きたないみずがながれてるけど、はいってみるんです』とワケのわからないことを言ってるけど、楽しみにしてるっぽい。

 

あぁ、こうして大きな湯船に息子と二人、しあわせじゃないか。

 

ジイさんがいろいろと話しかけてきて、『パパにアイス買ってもらえ』と余計なことを言ったせいで、『ちがう!ぼくはじゅーす!』と、どっちみち買わされたけど、それもまたしあわせ。

 

帰りの道中、小梅は疲れてグースカピー。

家に着いて車から降ろすと『うぇ~ん!』と大暴れ。

そして、『おかーさーん!』となる。

 

父ちゃんと銭湯に行ったことなんて、もう。