今までにないくらい叱った。
父ちゃんに叱られるのは小梅にとって相当のものらしく、号泣。
普段は良いも悪いもわかってない上でのイタズラだろうから、親の都合で叱ってもしょうがないというスタンスでいるけど、これまでに何度も注意されてることをやったり、叱られてる最中に別のことに意識をとられたりするのは正さないといかんと思って。
やっぱり、昨日の会社の飲み会を見てても、義務や責任を放棄して権利ばっかり主張するバカは、親に叱られてこなかった感が溢れてるのよ。
ゆとり教育の被害者ならともかく、いい歳こいた奴が。
そもそも“誉めて伸ばす”なんて、バカ製造法としか思えないんだよな。
社会で生きてく以上、『世界に一つだけの花』とか、『死刑反対』とか言い出す大人になられても困っちゃう。
だけど、やっぱり叱ったあとはいろいろと頭を巡るよ。
小梅にしてみたら、誉めてもらいたくてやったことかもしれない。
結局は後処理を面倒くさがってる親の都合かもしれないと。
とにかく、俺は小梅とギュッとしてる時間が好きなのだということ。