小梅の幼稚園、年少さんはスモックなんだけど、年中さんからは制服。
で、その制服が仕上がったので、慣れるためにも着てきてくださいとのこと。
小梅に着せてみるとお兄ちゃんに見えて、嬉し寂しいですよ。
だけど、小梅は『ぬぐよー!』と朝から大号泣。
何でも、これを着ちゃうと今のうさぎ組さんに行けなくなっちゃう気がしてるみたい。
そして、登園後も丸一日、何をするにも『こんなの、うさぎ組さんじゃない』って意味で『ちがう!』と泣いてたって。
小梅は何につけ、“いつも通り”がいいんだよな。
アイータに車の運転の練習をさせようと、父ちゃんと母ちゃんが座席を入れ替わっただけで『ちがう!』って騒ぐもの。
幼稚園の先生は小梅のことを『変化に弱いみたいですね』だの、『少しずつ慣れていきましょう』だの、マイナス側の捉え方を。
『うさぎ組さんが好きなんですね』とかいう言い方にすれば聞こえ方も変わってくっぺやって話。