『どうしても鬼の絵は描かないって言うんですよ』と、幼稚園の先生。
節分に合わせ、みんなで鬼の絵を描いたんだけど、小梅だけは終始拒否ったとか。
何故かと聞くと、『こわいから』って。
『じゃあ、可愛い鬼さんを描いたら?』
『いやだ』
『こんな風にさぁ…』って、可愛い鬼さんを描いてあげようとしたら、手を払われ、『かかないで!』。
まぁ、子供にしたら怖いよな、鬼。
なまはげに至っては、ただ子供を泣かせて大人が楽しむだけで、意味がわかんねぇし。
うん、小梅は優しいんだと思う。
優しいんだけど、協調性はない。
他人のペース、大嫌い。
『こんな図々しい連中相手に協調性なんかいらんわ』という父ちゃん似。
っていうか、幼稚園の先生も『やさしいんだね』と一言添えりゃいいだけだっぺやと思う。