俺が『鬼は外、ちくわ内』と言ったとかで、今でもそれを言われてウザいのだが、その時の俺と、今の小梅が同い年。
まずは豆まきのシステムから教え、理解出来たんだかどうだか、やらせてみると実に上手に『おにはーそとー!』と。
あれだけ怖がっていた鬼も、お面をつけ、新聞の折り込みチラシを丸めた金棒を持ってまんざらでもなさそう。
小梅に向かって『鬼は外』と言うと、『やられたー…』と倒れるというのを数度繰り返す。
節分ってのは、こんな微笑ましく感じるためのコーナーだったんですか?
そりゃ、40歳を過ぎても“ちくわ内”を持ち出されますかね。
で、いい歳こいた会社員が“鬼は豆で退治される”という役まわりを理解せずに、ゆとりもニセ鬱もお花畑もオール桃太郎という設定強制は何なんですか?
って話。