何か、小梅が“バレンタイン・キッス”を歌ってウカレてましたね。
アイータは『教えたの?』って言ってたけど、テレビを見て勝手に覚えたんでしょうね。
父ちゃんが中学生の頃の唄をこんな子供にも覚えさせるとは、そりゃ、テレビを通して国民の思考を操作するのは簡単なわけですよ。
そんなバレンタインデーの今日、道路の真ん中に“ゴミではないらしき何か”が落ちていた。
雨の中、確認のために車を停めて降りると、業務用の肉の塊三つと財布。
肉とおカネという、大好きな二つが夢のコラボ。
バレンタインに神様からのプレゼントかしら?
レストランの裏手の道路に落ちていたので、まぁ、業者が落としたんだろうことは容易に想像がついて、そのレストランを訪ねたら、やっぱりそうだった。
えらい感謝されたのがくすぐったかったので足早に去ったけど、ここは恩を着せて肉一割をもらっておいた方がよかったんだろうか?