きよしのソーラン節

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というわけで、アパートの荷物を完全に運びきれてはいないが、今日から実家で生活することに。

結婚前に住んでた家なのに、何だか他人の家にいるみたいで勝手が違いますね。

 

小梅は遊ぶエリアが広くなってウカレてる。

廊下の突き当たりにテーブルと卓上ライトを置き、座布団に正座して『ここはがっこう』と言いながら、何やら作業中。

聞けば、『きよしにおてがみをかいてる』だそうだ。

そして、その手紙の数々をセロハンテープで窓に貼りつけるため、ちょっとした小梅美術館。

 

“ヤーレンのキヨシのコンサート”

“キヨシのヤーレンの日。”

“アリガトウ”

“テレビのヤーレンもガンバレ”

 

片仮名と平仮名の使い分けとか、テレビ用キャラという大人の事情とかを織り混ぜて、凄くないっすか?

 

しかし、ここまで氷川きよしに傾倒するとは。

 

実家に住むということは、年寄りの影響を多大に受けるということなんだと、改めて。