親父の十三回忌の法要だった。
何か、ガキんちょがいっぱい。
DQNネームもいっぱい。
多分、次に生まれてくる子供の名前は“パスタ”とか“ナボナ”とかだ、きっと。
しかし、親父が死んだ時には“子供枠”だった連中がいつの間にか、みんな“親”。
この三世代ぐちゃぐちゃは、やっぱり、ぐちゃぐちゃです。
小梅なんて、幼稚園の子たちと比べたらおバカ枠だと思っていたのに、親戚の子たちの方がよっぽどおバカ。
っていうか、法要のあとの食事会で、大人のメニューが刺身だの寿司だの。
そこの子供テーブルにだけ置いてある唐揚げを持ってこい。