4月の昇格試験の正式な結果が通達されたみたい。
で、上司はそれを受験者に伝えろと。
試験が終わった直後に不合格だと言われてるのに、もういいわ。
反省することといったら、“時代の被害者をつくらないこと”ぐらいだよ。
伝える役目の老害は『受かった人はいいんだけど、落ちた人には言いにくいんだよなぁ』と、俺を含めて数人しかいないところで言ってる。
言いにくいも何も、試験前に俺のバックアップはしないと宣言した通りの結果じゃねぇか、このやろう。
聞こえるように、『感じの悪い話してるなぁ』と言ってみたけど、それは華麗にスルー。
完全に悪意だろ、このゲーハー。
ひとつも尊敬に値するところはなく、むしろ髪の毛一本すらも憎たらしい。
『仕事以外で出会っていれば…』と思う奴も何人かはいるが、コイツはどんな形で出会っていても、ただの老害としか思わないだろう。
人を小馬鹿にしたように肩を揺らして笑う仕草がここまでみんなに浸透し、いちいちムカつかせてるというのに、その真似をすると『長澤まさみの真似?』と言うシルゾーがいちばんバカ。