ほかはすべてにおいて劣っているが、識字率だけは2歳の頃から高い小梅。
平仮名、片仮名、アルファベットは完璧だが、興味を示して教えてもらった漢字も一度で覚えてしまう。
“得意”なのだから、それは伸ばしてあげましょうよ。
ということで、電子辞書をプレゼンチュ。
ついでに“ボタン”も大好きなので、そりゃ、もう『うわぁ!』と目をキラキラさせて。
使い方なんて、すぐに覚えてしまいますわ。
で、『好きな言葉を打ってみな』と言って、打った言葉がこれ。
“あつすぎ”って。
風呂あがりのタイミングで聞いたせいかしら?
あとはもう、“マンホール”だの“汚水”だの。
日頃から好きすぎてうるさい言葉たちを次々と。
“マンホール”の【ー】なんて、ボタン表記は“長音”なのに、すぐにそれが【ー】と理解して。
まぁ、運動会がビリでもいいわ。
父ちゃんもそうだったし、日本語の話せる大人になってくれればそれでいい。
いや、よくない。
いれんな人から『字が読めるなんて凄いねぇ』と言われて、『えぇ、ウチの子、凄いんです』とは思うが、入園から今まで一度もスムーズにお支度が出来ていない時点でおバカ。