部屋のドアを開けたら、アイータがビクッて。
何かを隠す様子が見受けられたので、『何を慌ててるんだ?』と問い詰めたら、あやしいメールとかではなく、その手にスライム。
別にやましいことは何もないのに、勝手に脳内変換した結果、慌てて隠しちゃうところはシルゾーとの共通項。
そうなってくると、『スライムってさぁ…』と、今度は開き直ったかのようにトークを展開するあたりも、やはり。
っていうか、スライムって、どう転んでもスライムじゃん?
誰もがよく知ってるあのスライム。
スライム以上でもスライム以下でもなく、ただのスライム。
それをボクの奥さん、どうしてわざわざ買ったんだと思う?
聞けば、買ったんじゃなくて、ガチャガチャなんだとか。
どっちみち、よくわからん。