よくドラマなんかで、子供を殺された親が復讐しようとすると、『お子さんはそんなこと望んでない』って諭されるじゃん?
そんなことないと思うわけ。
やっぱり、子供は『痛いよぉ』『怖いよぉ』と助けを求めてるよ。
『おとうさん、アイツをやっつけてー』と。
“自分だったら”を考えたら、冷静じゃいられないよね。
仕事人がいない世の中で、社会が征伐してくれないとあれば、そりゃ。
公園で遊んでる最中にシロツメクサの花をとっては走ってきて、『おとーさんだいすきのしるしだよ』と手渡してくれる可愛い小梅にちょっかいを出す奴がいたら、ただで済むわけがない。
こんなことを考えなきゃいけないくらい、世の中が歪んでるね。
俺が『誰も信用しない』となったのは社会に出て自己責任で、あるいは自分の判断で動けるようになってからであって。
誰ともつるまなくてもどうにかなるけど、学校はそうはいかねぇもんな。
嗚呼、イヤな世の中だ。