一昨日はほら、長渕剛のライブシネマとかで、多数は『どうでもいいわ』と捉えるものだと思っていたら、妻は行くでしょうよ。
というわけで、映画館までアイータを乗せて行ったあとは小梅と二人きりの時間を過ごしたよね。
どこへ行こうか考えてたんだけどね。
文字が好きな小梅は地名とか看板とか、いくつかの漢字は読めちゃうんだわ。
だから、観光ホテルの看板を見て『“入浴とお食事”ってかいてあるから、ほてるのおふろにいく!』と言い出し、二人で風呂に行ったよ。
お支度とかはちっとも出来ないのに、ゴミ袋を見りゃ“決められた日の朝に/決められた場所に”と読めちゃうし、便所に行けば“使用後は必ず水をお流し下さい”も同じく。
“立ち入り禁止”とか“駐車場”とか、挙げてたらキリがない。
漢字が読めちゃうせいで、ごまかしがきかないから、ややこしいことも多々あるんだけど、小梅の立派な特技だと思うわけ。
なぁ、“閂”って読めるかい?
そんな字があることも知らなかったけど、街中にそういう表記があって、小梅に『読める?』って聞いたら『かんぬき』だって。
ケータイで“かんぬき”を文字変換したら本当に“閂”って出るのな。
だから、日曜日に東京へ行った時、わざわざ東大の赤門前を通って、『ほら、大きくなったら行くところだよ』と小梅に見せておいた。