騒音測定機を持ってウロチョロしてたんだ。
『それ、大声コンテストとかに使えるの?』という話になって。
それなら、そこにいいモニターがいるじゃんと、シルゾーを呼ぶ。
ほら、嬬恋のキャベツ畑で愛を叫ぶとか、やってるじゃん?
だから、部署の中心で愛を叫んでもらう。
愛がどこにあるのかは知らないけれど。
というわけで、シルゾーにマイクを向け、『ひーとみーをとーじてー、きーみをえがくよー』と歌いながら振ったんだ。
そしたら、どういうわけだか、『そーれだーけでいーいー』と一緒になって歌いはじめやがってさ。
18歳の頃からバカだとは思ってたけど、ここまで察しないものかね?
みんなで合唱して、そのあと、どの方向に向かうというのだ?