七五三

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行動は2歳児みたいなのに、すっかり七五三の【五】。

去年の今頃は“おかあさんといっしょ”のコンサートに行ったのに、もう、我が家で視てるのは父ちゃんだけというくらい、成長だよ。

 

というわけで、昨日、かっちょいい服を来て神社へ。

 

七五三の【三】の時は祈祷中に一人だけ大暴れしたものだが、あれから時間が経過し、今もそんなには変わっていない。

 

幼稚園の同級生も何人かいたが、女のコは可愛いね。

『女のコなんていらん』な俺が唯一、女のコを可愛いと思える瞬間だよ。

 

テキ屋も出ているが、小梅は興味を示しつつもねだらない。

小梅はこういうところはお利口さん。

ヨソの子は買ってもらえずに泣いてるよ。

父ちゃんはねだられてもいないのに大好きなトーマスのお面を買ってやりたくなり、『何か欲しい?』と聞くと、『これ!』と綿菓子を指す。

 

聞かれた瞬間にいちばん至近距離にあるものを言うね。

“ねだらない”というよりは、“冷蔵庫の中のバターを探せない”というだけっぽい。

っていうか、アンタ、綿菓子嫌いじゃん。

 

そんなこんなで、お面屋に誘導し、トーマスを選ばせることに成功する。

そして、アイータには『父ちゃんは甘い』と叱られる。