俺が煙草を買う店では、1カートンごとにチケットを1枚もらえ、集めた枚数により景品と交換出来る。
そんなのを集めるのが苦手だという理由で、かつてはチケットではなくライターをもらっていたんだよ。
だって、景品がディズニーランドのパスポートとか、俺の生活に一切関係ないものだったから。
スロットの設定6確約券とかなら、まだしも。
だけど、結婚してからは妻の命令により、チケットをちまちまと。
ライターをもらっていた頃は月に7カートン買ってたんだけど、やがて集める羽目になることを思えば、もったいないことをしたわ。
今は月に4カートンなので、かなり減ったとはいえ、それでも年月をかけりゃ、結構な枚数に。
というわけで、チケット120枚でディズニーランドのパスポートに交換した。
煙草を吸い続け、体の負担と引き換えに家族サービス
鶴が自分の羽根を使って織物を作るのと一緒ですよ。
“鶴になった父ちゃん”は死んだ父ちゃんのことをうたった唄だよね、うん。