社内辞令を見てたら、俺が20代の頃に係長をやってた人、定年なんですね。
あの頃、オッサンだと思ってた人はきっと今の俺と同じくらいの歳だったということか。
俺がこんなにオッサンになったというのに、それでも、あの頃から今までの時間が経たないと定年出来ないんですね。
あー、果てしない。
時の流れというのは早いねって気がちっともしない。
2027年に東京‐名古屋間にリニアが開通すると聞いて、『お、もうすぐじゃん!』と思わないだろ?
俺の定年、それより後だぜ?
もう、正気の沙汰とは思えないわ。
その辞令に載ってた人、引き続き働くみたい。
意味わかんね。
希望をどこに置いて、ここまで来たのかね?
ゴールをどこに設定してるのかね?