“書く練習”をしなきゃいけないと思いつつも、何もせずに昇格試験の当日を迎えてしまったわけで。
俺の言う“何もしていない”は本当に何もしていないからね。
だから、中学生の頃から『マラソン大会、一緒に走ろうぜ』とか『期末テストの勉強しなかったよー』とかを信じて痛い目に遭う。
それは大人になっても変わらず、『カネなんてないよ』を真に受けて使い果たしたら、それは『遊びに使うカネはない』という意味だというのを追々知る。
とにかく、そんな感じで当日を迎えたわけだ。
もうさぁ、試験中とか呼吸を忘れるよね。
まさに全身全霊だよ。
終わったあとは疲れ果てて何もする気がしない。
出来たか出来ないかは知らん。
判断する奴の正解に触れるかどうかだけで、この時点では良いも悪いもないだろう。
疲れ果てて何もする気がしないが、会社近くの食堂に直行して唐揚げ定食を食ってやった。
『あ、マヨネーズは置いといて』と言いながら。