『俺が悪いのか?』と。
『そうだ』と。
『いやいや、俺が悪いのか?』と。
『そうだ』と。
『いやいや、いやいや、俺が悪いのか?』と。
『そうだ』と。
自分側のことばっかり言うのが、昔から気に入らない。
これまでのすべてを見てみろ。
きっかけは必ず俺じゃないはずだ。
出方によって態度を変えるのはあたりまえだろう。
それを自己防衛というのだ。
噛み合わないものを噛み合わせようったって、表面上だけになるに決まってるから、だいたいのことは『知ったこっちねぇ』。
なのに、ここはそうはいかねぇのがまた腹立たしい。
いつまで続くんだ?
一生か…。
何てこった。