夜勤5日間のうち、1日仕事があったせいでペースが乱され、夜勤明けの今日、いつもなら遊びに行っちゃうところだけど、寝る羽目になった。
思えば、それが普通だと妻に言われるまでもないのだが、人間というのは堕落にすぐに慣れ、そして、本来の環境さえ面倒くさくなるように出来てる。
何が言いたいかといえば、夜勤明けに小梅をプールにでも連れて行ってあげようと思ったが、眠くてダメだという話。
とはいえ、暑いことには変わりないので、ビニールプールを出してやる。
父ちゃん、朝から空気入れで汗だくだよ。
いきなり冷水じゃアレたからと、風呂場から温水をバケツリレーで運んだし。
さぁ、あとは自由に遊びたまえ。
父ちゃんは寝る。
あとでアイータに聞いたら、小梅は10分足らずでプール遊びをやめたんだそうだ。
もう、ビニールプールじゃ満足出来ないくらいになっちゃったかね?
父ちゃん、ずいぶん頑張って用意したのに。
それもこれも全部夜勤の仕事の有無が一か八かなことが悪いということに落ち着く。
そして、そう考える俺は間違っていない。