何か、よくわからないけど、【邪馬台国、ネズミの国に行くの巻】。
当然、自由な行動は許されず、だけど、時々その偉大かつ不思議な力を思い知らされたようだ。
きっと、今日の天気も雨乞いの儀式か何かで呼んだのだろう。
そうでなければ、お付きの者どもが処分されるに決まってる。
いや、卑弥呼様はホンモノだぞ。
俺だって、毎回そのオーラに圧倒される。
御一緒するなど、とんでもない。
というわけで、俺はまた自由の身だ。
朝から一人ファミレスで優雅なひとときを過ごす。
だって、夜中に仕事から帰ったのに、こんな朝早くに送って行ったんだから、それぐらいやる。
アイータと小梅が楽しめたんだか、呪縛に苦しんだんだかは知らない。