夜勤中、シルゾーの靴箱に“ IPPONグランプリ ”のお題を書いた紙を忍ばせておく。
朝、出勤してきたシルゾーがそれを見つける。
こういうのって、『えー?』とか『あー』とか言ってちゃダメじゃん?
サクサクいかないと。
なのに、『えー?』とか『あー』とか、うるさい。
『えー?』とか『あー』とか長いこと引っ張るくせに、出した答えは『はぁ?』って思わせるとか、もう才能。
俺、シルゾーのことをもうちょっと出来る子かと思ってた。
やっぱり、プロの芸人って凄いんだなぁ。
あと、これは朝礼前とか会議中とかにやっちゃダメです。
作品そのものはつまらなくても、お題がそもそも存在していることや、議題そっちのけで集中しちゃうシルゾーの構え方にやられる。
これ、数々のつまらな作品の中で、どうにか成立するかなくらいの信長。