一年に一度の幼稚園行事である“おたのしみ会”。
一年に一度ってことは、小梅は年長さんなのでこれが最後ということになる。
この催し、数々のハプニングが起きて楽しいんだよ。
ほかの行事は不安でしょうがないんだけど、これはまぁ、グチャグチャになったらなったでいいや的に楽観視出来るし。
まぁ、そのハプニングもだいたいは小梅が起こすんだけどさ。
なのに最後だなんて、寂しい限りだね。
なぁ、幼稚園の期間って、こんなに可愛いのに短いな。
小梅ちゃん、劇では泥棒役と聞いてたけど、ラーメン屋の間違いですか?
登場しただけでその風貌に会場爆笑なんですけど。
最後にみんなで手をつなぎいで礼をする、コンサートの終演時によく見られるアレの時は、みんなが礼をして手を下げる力に負けて一人だけダイビングヘッドバッド。
ヨソの親からは【小梅=何かやらかす子】。
先生からは、ムダな動きをしなかっただけで『本番がいちばん上手でした』と言われる子。
楽しい、楽しい、幼稚園の思い出だわ。
もともと、結婚する時に“面白いかどうかだ”とテーマを掲げた通りに育ってるよ。
(何で、そんなテーマを掲げちゃったんだろう…)